大企業でも中小零細企業でも、経営者の最大の仕事は資金繰りである。なぜなら資金繰りがよければ会社は生き延びることができるけれど、資金繰りが悪ければ倒産という悲惨な目に遭うからだ。

　従業員の賃金カットや解雇。経営者にとっては悲しくみっともない。できれば、いや、どんなことをしても避けたい。そこまで追い詰められてからでは遅いのだ。

　ふだんの経営の中で、資金繰りに目を光らせて、先手先手でいくべきなのだ。これが「経営」なのだから。

　人事とか営業とか新商品開発とかサービス改善とかいろいろな業務があるけれど、経営者の核心は資金繰りに尽きる。そこを案外知らないというか分かっていないというか。

　例えば高い金利を放置していたらそれは経営者の怠慢だし、資金繰りを少しでも改善しようとしないのも経営者の怠慢だし、それ会社が傾くのも経営者の責任だ。

　とはいえ、資金繰りはコンサルの力を借りるほうがスムーズにいくし、効果が早く出る。私の知り合いの経営者で、しっかり経営をしている人はたいていその分野のコンサルに手伝ってもらっている。

　いろいろなコンサルがいるけれど、資金繰り改善に必要な人脈を多く抱えているコンサルがいいだろう。そういう意味では資金繰りの悪化つらい厳しい苦しい難しい大変なときご相談くださいというサイトをひっそりと運営している彼がいい。人気コンサルはただでさえ忙しいから、たくさんの会社を抱えない。でもサイトは作っておく必要があるので、目立たないようにしているようだ。